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慢性腎臓病と透析

慢性腎臓病と透析

慢性腎臓病(CKD:Chronic Kidney Disease)は、新たな国民病となり、約2000人(成人5人にひとり)いると推計されています。

慢性腎臓病はメタボリックシンドロームとの関連が深く、誰もがかかる可能性がある病気です。

慢性腎臓病は初期には自覚症状がほとんどあません。それが、慢性腎臓病の怖いところです。

慢性腎臓病は早期では治療で回復します。しかし、腎臓が一度あるレベルまで悪くなると、自然に治ることはありません。

放っておくと、どんどん進行して透析療法や腎移植を行わなければいけなくなります。

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CKDを早く見つけるためには、定期的に健康診断を受け、尿や血圧の検査をすることが重要です。

特に尿たんぱく陽性の方は要注意ですので、病院でくわしい検査を受けるようにしましょう。

透析とは

慢性腎臓病が進行し、末期腎臓病になった場合は、腎臓の働きの一部を補う腎代替療法が必要となります。

腎代替療法は、「血液透析」と「腹膜透析」。そして根治療法である「腎移植」です。

血液透析は、体外で人工腎臓(ダイアライザ)を使って血液中にたまった老廃物を取り除き、水分や電解質のバランスを整え、きれいになった血液をふたたび体に戻す治療方法です。透析に要する時間は、1回4~5時間、週3回が基本となります。

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樫本病院では、通院透析や入院透析を行っています。詳しくは透析室のホームページをご覧ください。

透析室  安井

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