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骨密度測定

骨密度測定とは

骨密度を測定する検査のことを骨塩定量検査といいます。X 線を利用して検査を行い、自分の骨塩量を知ることが出来ます。骨塩とはリン酸カルシウムのことです。このリン酸カルシウムは骨を構成する上でとても重要な役割をします。

骨塩量は、骨の中に含まれる全てのミネラルの量のことをいいます。 当院は骨密度測定装置:DISCOVERY を導入することで、エネルギーの違う2種類のX線を利用する測定法(DXA法)により、正確にかつ安全に検査ができ骨粗しょう症の診断を行うことが出来ます。検査時間は5 分程度で、ベッドの上に仰向けに寝てもらい腰椎と大腿骨を測定します。

  • 骨粗しょう症とは骨の強度が低下して、骨折しやすくなる骨の病気をいいます。背骨がもろくなると、背骨が体の重みでつぶれたり、変形する圧迫骨折がおこりやすくなり背中が曲がったり、姿勢が悪くなったりします。

  *機種: 東洋メディック社 Discovery

検査の特徴

  • 主に骨粗しょう症の診断に用いられる
    骨粗しょう症とは、骨がもろくなって骨折しやすくなる疾患です。
    骨塩定量検査では、骨の中のミネラル分を測定することで骨の強さを調べることができます。
  • 骨密度の変化がわかる
    骨がもろくなる病気にかかっている場合や、骨がもろくなる薬を使って病気の治療をしている場合、または、骨粗しょう症の治療薬を使っている場合、定期的に骨塩定量検査を受けることで、骨密度の変化がわかるため、薬の量を調節することができます。
  • 画像を見るための検査ではない
    骨密度を測定するための画像で骨折などの診断をすることはできません。
  • 検査に関する諸注意
    妊娠中の方、または妊娠の可能性がある方は検査できません。
    検査中は動かないでください。検査の内容によって異なりますが、検査時間はおおよそ10 ~20 分です。