
冬になると寒さで動くことが少なくなります。また、秋から冬にかけて、おいしい物も多く季節限定品などのお菓子もありついつい手が伸びてしまう事も多々あると思います。

動くことが少なくなる、でも甘い物などおいしくて食べてしまう。それほど運動する機会のない大人が糖分を摂り過ぎると、懸念されるのが糖尿病です。
糖尿病は高血圧、脂質異常症と並んで「生活習慣病」と言われています。
生活習慣病とは、食習慣、運動主観、休養、喫煙、飲酒など生活習慣が、発症・進行に関与する疾患群のことを指します。
検診カードの特定健康診査問診でも、この三疾患について服薬の確認があります。
では糖尿病とはどんな病気かというと、血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が多くなりすぎる病気です。
なぜブドウ糖濃度が高くなってしまうかというと、インスリンが十分に作用していないことが理由です。
インスリンは膵臓で作られ、血液中にある糖を筋肉や脂肪に取り込ませる役目と、肝臓に蓄えられた糖が必要な時以外に放出しないよう抑える役目を担っています。糖尿病になるとインスリンが十分に働かず、血糖をうまく細胞に取り込めなくなるため、血液中に糖があふれてしまいます。
などがありますが、自覚症状として気づきにくい内容です。

糖尿病で細い血管が傷ついたり、つまったすることで起こる三大合併症と言われるのが「しめじ」です。
「し」:神経障害・・・両手足のしびれ感。感覚神経障害が進行して最終的に足先の知覚、痛みさえも感じない状態になると、足の壊疽(えそ)の危険性が高くなります。
「め」:目の網膜症・・・網膜の血管が痛んで出血が起きたり、眼の内部に「白斑」ができたり、眼の内部に水がたまったりします。進行すると、視力障害や失明に至るケースがあります。
「じ」:腎症・・・長年にわたって血糖値が高い状態が続くと、腎臓の細い血管が障害され、腎臓の働きが低下します。進行すると、やがて腎不全に至ります。腎不全になると透析が必要になります。

対して、太い血管がつまったり、破れたりすることで起こる大血管J障害は「えのき」と言われています。
これらは発症すると、生命に直結する可能性があります。
「え」:足の壊疽
「の」:脳梗塞
「き」:虚血性心疾患

糖尿病があると10~20年、動脈硬化が早く進むと言われています。
食事では、血糖値の急上昇を避けるために、水溶性の食物繊維を多く摂ることを心掛けましょう。
海藻、キノコ類など・・・ここでシメジとエノキの出番です。
野菜は積極的に、食事はよく噛むようにしましょう。
就寝前、夕食後には間食はしないこと。
間食ができないからといって、夕食を食べすぎないこと。
間食は日中、身体を動かす時間帯に摂るようにしましょう。
少し気をつけるだけで病気の発症・悪化を抑えることができます
看護部 担当