内科

地域の皆様の「かかりつけ医」として地域に根差した、内科診療を行っております。医学の進歩に伴い、内科領域も臓器別に細分化し、専門家が進んでおり「この症状であればどこの病院、何科を受診したらいいかわからない」、「健診で異常を指摘されたけど相談先がわからない」などが問題視されております。
当院内科ではそういった悩みや気軽な相談窓口として、また生活習慣病の予防や治療から内科系疾患全般を幅広く対応するべく診療体制を整えております。またより専門的で高度な医療が必要な場合には、円滑かつ迅速に専門病院の紹介を行っております。

入院診療では主に、急性期病床、地域包括ケア病床、療養型病床を活用して、救急や外来からの緊急入院への対応や、専門病院で急性期治療が終了し状態が安定したものの自宅や施設に移行するには不安がある患者さんの病診連携を利用した転院での受け入れ、診療やリハビリテーションの継続、また、医師、看護師、リハビリスタッフ、在宅復帰支援担当者等が連携をとり在宅復帰や介護施設への入所に向けた医療支援なども積極的に行っております。
現在総合内科専門医、呼吸器、循環器、糖尿病専門医をはじめ6名の常勤医に加え近畿大学病院からの非常勤医師３名により診療を行っております。幅広く内科疾患に対応するのはもちろん、それぞれの専門性を生かした最新かつ最良の医療を提供していきたいと考えております。

循環器診療では虚血性心疾患、不整脈や心不全が疑われる胸痛、動機や息切れ、めまい、むくみや、歩行時足が痛くなり休憩が必要といった間欠性跛行等の診察、健診や人間ドックで心電図異常、高血圧、脂質異常症等を指摘された際の相談、心臓疾患にて専門病院に通院していたが、遠方のため自宅近隣の病院への通院を希望される方の対応等、患者様のニーズに応じた医療を提供しております。当院では診察はもちろんのこと、レントゲン、心電図、CT検査、超音波検査、血液検査ホルター心電図などの検査を組み合わせた診断を行っております。また、緊急の場合やより詳しい検査が必要な場合には、速やかに適切な医療機関を紹介させていただきます。
また、消化器疾患における診断精度の向上のため内視鏡検査（胃カメラ）も実施しております。初めての方や不安な方には経鼻内視鏡検査を受けていただけ苦痛軽減に努めています。その他、嚥下能力の評価として嚥下内視鏡検査（VE）や近年増加傾向にある大腸がん検診のため大腸カメラも実施しております。
糖尿病診療の詳細は糖尿病専門外来をご覧ください。